カウチの上のネコ

前回のエントリーで、

アメリカの住宅価格は小さなアップダウンはあるものの全体として右肩上がりですので、マイホームは「住んでいるだけで資産が増えていく」最強の投資商品です。

反対に、賃貸住まいは「住んでいるだけでお金が消えていく」消費活動です。

そして、マイホーム派と賃貸派の差は、時間の経過とともにどんどん広がっていきます。


人生の早い時期にマイホームを買った人が得をするゲーム設定。

なのに、そもそもゲームに参加できるのは世帯年収1000万円以上に限る。

これが、今のアメリカの現実です。

と書きました。







人生の「初期設定」である年収が低いと、

頭金が貯められない → マイホームが買えない → 延々と家賃を払い続けなければならない → 頭金が貯められない

という負のスパイラルに陥ります。



一方、「初期設定」で高い年収を得ている人は、

頭金が貯まる → マイホームを買う → ホーム・エクイティが蓄積される → 資産が増える

という正のスパイラルを作り出せます。




以下の「マイホームを買えた人と賃貸に住み続けている人の世帯年収の差」は、この「初期設定」の違いを如実にあらわしています。

両者の年収差は、実に2倍以上もあるのです。


持ち家派と賃貸派の世帯年収差



データから分かるように、賃貸に住んでいる人は「ものすごく貧しい」わけではありません。

賃貸派の世帯年収がもっとも低いダラス(テキサス州)でも45,000ドル、日本円にして450万円もあります。

450万円稼ぐのは、日本でもアメリカでも同じくらい大変です。





年収450万円で家を買う方法


人並みに稼ぐ力があっても、いかんせん住宅価格が高すぎる。

この「家を買いたいけれど、今の年収では手が届かない」家庭が取れる実践的な方法が、2つあります。



ひとつは、片働きから共働きに変わること。

一馬力で年収アップを目指しても、物価の上昇スピードのほうが速く簡単に追いつかれてしまいますが、二馬力なら頭金を貯められる距離まで引き離せます。



もうひとつは、このブログで何度も書いているように、住宅価格が低いエリアに引っ越すこと。

大都市は、住宅価格だけでなく、託児所、所得税、ガソリンと何から何まで高く頭金を貯めるのは至難の業です。

教育・文化レベルが高くアッパーミドル層が厚い地方都市を上手に探して引っ越せば生活の利便性は維持したまま、固定費を抑えられます。



関連記事: 共働きなのに貯蓄にまわすお金が残らないのは、夫でもなく、妻でもなく、会社でもなく、◯◯のせい






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