Monopoly game

突然ですが、モノポリーというボードゲームをご存知でしょうか。


「やったことはないけれど、聞いたことはある」人が大半だと思いますが、アメリカで過去から現在の売上高TOP3のボードゲーム言えば、チェス(Chess)、ストラテゴ(Stratego)、そしてモノポリー(Monopoly)と、世代を超えて愛されている超ロングセラー商品です。



モノポリーは英語で「独占」という意味です。

各プレイヤーが独自の戦略で不動産を買い進め、すべてを買い占めて「独占」したプレイヤーが勝ちとなります。

日本では「不動産すごろく」と呼ばれたりもします。




先月、そのモノポリーの最新版『モノポリー・フォー・ミレニアルズ(Monopoly For Millennials)』が発売されました。


パッケージはこんなかんじ。↓


モノポリー・フォー・ミレニアルズ


おなじみのヒゲメガネのおじさん(?)はいいとして、おじさんが持っているコーヒーの下あたりに書かれたコピーに注目してください。


Forget real estate. You can’t afford it anyway.
(不動産はもう忘れろ。どうせ、君らには高すぎて買えないんだから)

と書かれています。



そうです。

今回発売された『モノポリー・フォー・ミレニアルズ』は、不動産の「ふ」の字もなく、どれだけ多くを経験できたかを競うゲームなのです。



しかも、この経験がまさにミレニアルズが好んでやりそうなものばかりで、

  • ヨガのクラスを取る
  • アーティサナルなコーヒーショップに行く
  • 週末のメディテーション・ワークショップに参加する
  • 仲間とフェスに行く

といった内容。


お金を得る手段は、旧来のモノポリーのように保有している賃貸物件からの家賃収入などではなく、

  • お給料を受け取る(←超現実的www)
  • リサイクルショップで服を売る

など。




この『モノポリー・フォー・ミレニアルズ』に対するアメリカ人の反応は、


「若いときにたくさんの経験を積むのは、不動産を買うより価値がある」
「確かに不動産は高くなりすぎて、若い人には買えない。時勢を反映している」


という肯定派がいる一方、



「いくらヨガや瞑想をしても、お金の不安は消えない」
「40代、50代になってもリサイクルショップで小銭を稼いで、実家に住み続けるつもり?」


という否定派もいます。



さらには、


「経験を買うにもお金が要る。そして、買った経験を味わうには時間が要る。20代、30代こそ、不動産を買って経済的安定と自分の時間の両方を手に入れるべき」


という身も蓋もない意見も。




ミレニアルズの次にくる「最大人口群」


さてさて。

ここからはまったくの余談ですが、不動産は諦めて経験を買う『モノポリー・フォー・ミレニアルズ』について、夫に

「ミレニアルズはアメリカ最大の人口群だから、そこに買ってもらうためのマーケティングだね」

とドヤ顔で言ってみたところ、

「じゃあ、20年後にはアメリカの移民人口はさらに増えて巨大なマーケットになるから、次は『モノポリー・フォー・イミグラント』が発売されるね」

と返ってきました。



あはは。

移民向けのモノポリー、いいかも。



そこからは、2人で『モノポリー・フォー・イミグラント』のアイデアが出るわ、出るわ。


<サイコロを振って進んだマスの例>

  • STEM系の大学院を終了して、就労ビザを申請
  • 会社がビザスポンサーを引き受けてくれる
  • 自国でのビジネスに成功して、投資家ビザをゲット
  • 妊娠中に渡米し、アメリカで出産。子供がアメリカ国籍ゲット
  • 2年間の条件付きグリンカードを取得
  • キャラバンに参加する(←不法移民かい)


<チャンスカードの例>

  • アメリカ人パートナーを得て、婚約者ビザをゲット(←ここからグリーンカードまでが圧倒的に早い!)
  • エスタの登録免除で14ドルゲット
  • グローバルエントリープログラムで、空港での入国審査に並ぶ時間をカット
  • グリーンカードの抽選に当たる


<ペナルティの例>

  • 偽装結婚が移民局にバレて、刑務所に
  • 香港で作った銀行口座がIRSに見つかって追徴課税を取られる
  • 大統領令で入国禁止になり、空港で足止め



もちろん、上がりは10年モノのグリーンカードの取得



なんか、ちょっと笑えない雰囲気? ポリティカリーにインコレクトなかんじになってきたので、この辺でやめておきます。





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